ぬらりひょん

我が家では必ず新聞の新刊の欄やお薦めの本をチェックしています。ちなみに現在は、読売新聞さんです。その中に妖怪の本を取り上げていた。ゆる妖怪カタログという本で日本各地の妖怪を取り上げています。

怖い絵じゃないです、むしろ愛敬があってちょっとかわいい。実はこの本、うちの兄貴が先日購入した本でもあります。豆腐小僧とか髪切とかお前は一体なんだ?と不思議な妖怪が描かれています。

昔々、江戸時代に各地で伝わる妖怪の絵がたくさん描かれてきたわけです。創造なんで、ちょっとおかしな姿はご愛敬です。妖怪の絵は古くから日本に伝わるものですが、日本画や浮世絵の幽霊、妖怪は怖い。

リアルに描かれた日本画の幽霊等は夜中に絵から抜け出しそうな怖さがあります。円山応挙の幽霊は特に有名です。超メジャーな妖怪ではなくマイナーな妖怪にスポットを当てている本です。

荒俣宏さんが記事を書いていて、面白い。荒俣さんというと妖怪やマンガ、その他不思議な物に造形の深い人です。私などは荒俣さんが訳した英国文学の本で馴染みがあります。新聞な書かれていたが、お菊虫。

なにそれ?と思うかも知れないが久々に記事を目にした。番長皿屋敷で有名なお菊さん、お皿を割ってしまい井戸に落とされ命を落とします。化けて出てきてお皿を数えるあのお菊、死んお菊虫になった。

ジャコウアゲハのサナギをお菊虫といい、昔見せてもらった記憶があります。お菊の姿に似ていると言われ、あぁそうだ?と思い出しました。ゆる妖怪カタログのゆるは、どうやらゆるキャラのこと。

水木しげるさんの妖怪に慣れ親しんだ自分ですが、創造しながら描いた妖怪の姿に笑ってしまう。本を買う人がめっきり少なくなりました。ちょっとマニアックな本ですが、ちょっと手に取りたくなる本でもあります。

その中に人の寝息を吸うと言われる妖怪、ヤマチチが目についた。真夜中に寝入った人の寝息を吸うわけですが、チューするわけです。この絵を見た兄貴がコメント、どうせならイケメンか美女に書いてほしいよな?

猿みたいな妖怪に書かれていて、チューはやだよなぁと思うかも。昔の人の創造の産物、アイデアが満載です。